"思想"〜創価学会とマルクス主義〜
昨日は初めての記事投稿でした。自分の考えを文章にするのって本当に難しい!でも頭の中でグルングルンしてることを、説明できるようにするのってとっても大切。説明できなかったら素晴らしい考えでも意味ないもんね。
頭の中だけだと空想。誰かに伝えれば意見。大きな共感を生めば思想。
哲学者や宗教の思想は何千年も語り継がれて人の生きる指標となってるんだもんな〜。
でもそのせいで争いが生まれるのは悲しいことですね。
小学生くらいのときから「なんで人生を良くするために信仰してる宗教なのに、そのせいで対立がおこるんだろう??」って疑問でしょうがなかった。なんでそんな疑問を小学生ながらに抱いてたかというと、宗教や思想に対する冷戦が家族内で起こっていたからだと思う。
私の父親は数学教師だった。そして共産党支持者でもあった。数学を愛し、マルクス主義を信じていた。てか、今も信じている。よくNHKの勧誘にブチ切れていたのを思い出す。笑
動画:この池上彰さんの「世界を変えた本」の中で紹介される、マルクスの「資本論」についてがわかりやすくてオススメです。
そして父親の両親、特におばあちゃんは熱心な創価学会員だった。泊まりに行くと朝5時から「何妙法蓮華経〜何妙法蓮華経〜」と聞こえてきてた。一度だけ「私も起きてお祈りする!」って言ったけどおばあちゃんの膝の上で寝てしまったのを覚えてる。おばあちゃんは信仰に対して押し付けるようなことは一切なかった。創価学会の教えや自分の考えを語ることすらなかった。去年亡くなってしまったのでもう聞くことすらできないのだけど。。。あと創価学会についてはいろんな考えがあります。自分で調べて感じてもらうのがいいかと。
2人は仲が悪かったのかというとそんなことはなかった。少なくとも私の前で喧嘩してるのは見たことなかった。お父さんはなんかぐちぐち言ってたような気もするけど。家の前に公明党のポスターとか貼ってたし。おばあちゃんは人の悪口を言ったり意見をぶつけ合うようなタイプではなかったな〜。本当に優しかった。
そして、私の名付け親はおばあちゃんで、私の「ちひろ」という名前は、おばあちゃんが"いわさきちひろ"さんという画家の「ちひろ」からとってくれた。
子どもたちのなんともいえない表情を捉えた繊細な水彩画は、大人になってみて改めて大好きになりました。
私はず〜っとおばあちゃんが好きな画家の名前から付けてもらったんだと思ってた。でも察しがいい人はあれっと思いますよね。だっていわさきちひろさんの旦那さんは日本共産党元国会議員の松本善明さんです。
お父さん曰く、"共産党に対して理解を示してることをおばあちゃんなりに伝えたかったんだと思う。"って
これはおばあちゃんが亡くなってから初めて聞いた。
ぶわぁ〜っと涙が止まらなかった。
なんて愛のある名前をつけてもらったんだろうっていう感謝と、もっと早く知りたかったっていう悔しさでいっぱいになった。
そこから政治や宗教観に対して調べるようになった。
そしたら自分が今までどれだけ興味なく過ごしてたのか愕然とした。何も知らない。
創価学会とは何なのか、共産党だけじゃなく、自民党、民主党ってどういう政党なの?宗教って元々なんなの?キリスト教って??????????
だって学校じゃ教えてくれないし。でも今はなんでもネットで調べることができます。とりわけ、ユーチューブは一番の情報収集源になりました。
池上さんのとかはテレビをユーチューブに再アップしてくれてるものですが。
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またまとまらなくなってきた。こうやってまとめてるとまだまだ知識不足だなぁと感じる。きちんと説明できない。頭ではわかってる気になってる。。
ちょっとここら辺で切ります。
とにかく思想に対して興味を持ったきっかけはこういう出来事でした。
最後に付け加えで思うのは、
2人とも思想は違えど、私からすると素晴らしいひとだということ。
人生がより良くなるために、社会がより良くなるために、模索し、探求し、思想を持つことは素晴らしいことだと思います。
これはオノヨーコさんの本に書いてあったんですが、「戦争産業の人は文化を破壊しても、人を殺しても、自分たちが世界を征服しようという精神がそこでぴたりと一致している。だからものすごく強い。しかし、平和産業の人はみな理想主義者。その理想をめぐって平和にするための方法を批判し合い、争う。」
この言葉はとても心に残りました。
あ、日付変わってしまった。。。
とりあえずここら辺で。今日も学びのある1日でした。お休みなさい。